【実績】マサズパスタイム様 Webサイト更改

吉祥寺のアンティークショップ、マサズパスタイム((有)マサグループ)様のWebサイト(CMS)を更改させていただきました。

前のページにもどる

マサズパスタイムとは

マサズパスタイムは、東京・吉祥寺に店を構えるアンティークショップで、特にアンティーク時計の愛好家の間では有名なショップさんです。

特筆すべきはその技術力。

既に職人もメーカーも喪われ、当然設計図も交換部品も手に入らないアンティーク時計を、ときに素材から部品をワンオフで製作することまでしてレストアします。

掲げるコンセプトは、「住年の名機を完全な状態で購入したい」というもの。

さらには小型のアンティーク機械を使ったカスタム腕時計、そして現在は完全にオリジナルの時計の製造を目指して日々研鑽を続けていらっしゃいます。


気鋭の若手スタッフを率いる代表・中島正晴氏(同氏ブログより)。

Webサイト運営の課題

同店では、その情報発信の大半を広告ではなく自社Webサイトでの情報発信に拠っています。

当然、その使い勝手や表現力は店の情報発信力に直結します。

それまで、業者がカスタマイズしたWordpressを使って運営していらっしゃいましたが、様々な課題がありました。

  • 記事作成に時間がかかる
  • サイト構成を簡単に変えられず、新ジャンルの商品を登録出来ない
  • デザインの柔軟性が低く、スマートデバイスにも非対応
  • URLがわかりにくい

中でも難題だったのは、「二カ国語(日英)対応」です。単純に機械翻訳に流し込む方法では時計用語などの専門用語や細かいニュアンスが伝わりません。

あくまで「自分の文章で」英語での発信を行いたい。

これらに応えるため、フレームワークのレベルからCMS(Contents Management System)をフルスクラッチしました。


日本語ページ
同ページの英語版。文章は書き下ろし。

システムの特長

設計コンセプトは同店の姿勢にも通じるものがあります。

  • 永く使えるシステムであること
  • セキュリティアップデートに追随出来ること
  • 完全にサイトをコントロールできること
  • 使い勝手の追求
  • 二カ国語対応
  • 省力化と表現力の両立
  • 標準準拠
  • レスポンシブ

これら全てを高いレベルで満足するのは大変で、多少お待ちいただくことにもなりましたが、この5月に切替を行わせていただきました。

※やはりレガシーであるWordpress記事の移行だけは人手に拠らざるを得ず、大変でした。


納入を終えて

初稼働には感慨が付きものです。

また、実働させなければわからない細かい要望・改善点にも素早く応答する必要があります。

それらの基本は守りつつ、質実剛健なシステムに仕上げられたと自負しております。

ひたすら「速く・安く」という現代の風潮とはやや趣を異にしますが、それだけに充実した仕事をさせて頂きました。

ご依頼ありがとうございました!



この記事に付けられたタグ
 お知らせ  実績

前のページにもどる